私たち人間がこの世に現れるのは、こころの次元を上げていくためです。
私たちがこの世に現れることができたのは、こころの次元を上げていくチャンスを与えられたからです。それが私たちの使命でもあるのです。

どうしたらこころの次元を上げることができるでしょうか。
もう一人の自分、ほんとうの自分のいう通りに生きてみることです。つまり、自分通りに生きていくことです。そうです。魂のいう通りに生きてみることです。魂は、宇宙の法則をよく知っているからです。それを私たちに教えてくれようとしています。

さて、具体的にどうしたらいいでしょう。
その最初の実践は、「一日十善」です。一日に十個、善いことをするのです。
一日一善というと、時代遅れの道徳か、古くさい倫理を持ちだしているようですが、これは十善です。これが実践できるようになれば、大丈夫です。

空き缶や吸いがらはクズカゴヘと呼びかけても捨てる人はあとを絶ちません。奉仕活動で片付けても、きりがありません。
奉仕活動だから拾うのではなく、一日一善と決めたから拾うのでもなく、一日に三善くらいやっているといいことが起こるかもしれないということで拾うでもなく、そうするのが当たり前だから拾う、片付ける。
ふと気付いたら、すぐにその場で、何も考えず、何も見返りは期待せずに、人間だから当然だという思いだけで、ただ淡々とやりつづけること、それが一日十善の意味するところです。十個をカウントしながらやるのではなく、それを大きく超越して、ただ気がつくままにやり続けることがコツです。これが大きな幸福への確かな第一歩です。

それができたら始める前の掃除です。ちらかってから片付けるのではなく、仕事に取りかかる前にきれいに掃いて、拭いて清めるのです。
まず玄関、トイレ、外回り、自分が今日一日使う机の上、電話。一心不乱に掃き清め、拭きあげ、磨きあげるのです。

たかが一日十善、されど十善。これは案外ハードな修行です。磨きあげながら、自分のこころが磨かれて、少しずつ輝き始めるのがよく分かります。
そうしていると、もう一人の自分が嬉しがっているのが、少しずつ実感できるようになります。私たちのこころの中で魂が動き始めたのです。不思議かもしれませんが、事実です。

実践した人だけが分かることです。

HMU 達弥西心